LabChart™ ソフトウェア
データ解析機能
マーカの使用
マーカを任意の波形ポイントまでドラッグし、そこでロックするとそのポイントを起点とする相対値が測定できます。マーカの両側の波形上にカーソルを移動させると、カーソル位置の相対値と振幅が測定されディスプレイします。
データの検出
検出と選択(Find and Select)機能を使うと、素早くデータファイル内の任意のポイントが検出できます。サーチとセレクションの項目を設定しておくと、どのチャンネルからも波形 のコメント、ピーク、ひずみ、ブロック境界線、最大、最小値が検出できます。
データパッドでデータを解析
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データパッドを使うと生信号を記録したり、チャンネルから数値を演算してテーブルに抽出できます。データパッドに周期的に記録データを記録する"時間ごとにデータパッドに追加"機能を選択すると、記録前に追加するデータ値が自動化できます。また、記録後に任意のデータを選択し、"データパッドに追加"コマンドを選択して追加する方法もあります。
"データパッドに複数追加"コマンドは、すでに記録されたデータから繰り返し値を抽出 するための機能です。
データパッドにテキストファイルとして保存し、別のプログラムにコピーできます。OLEリンクを使うと、リアルタイムでExcelに入力値がエキスポートできます。
解析オプション:
- 統計 ̶ 平均値、SD、RMS、最大値、最小値とその時間、ポイント数の算出
- 選択範囲&アクティブポイント ̶ 開始時間、終了時間、持続時間、ポイント数の抽出
- コメント ̶ アクティブポイントの時間と値、コメント、コメント番号とその時間を抽出
- スロープ ̶ 平均スロープ値、最大、最小スロープ値とその時間
- 積分 ̶ オンライン、オフラインで時間積分を演算
- ブロック情報 ̶ レンジ、サンプル間隔、ブロック番号、ブロックの持続時間、ブロックのサンプル数、開始時間、開始日、サンプリング速度の抽出
- 周期測定 ̶ 周波数、レート、平均値、最大値、最小値、 1/3 max + 2/3 min、高さ、積分値、変数、最小微分値、最大微分値 などの波形周期パラメータを演算